王宮から最先端の複合商業施設へ
ロレンツィシュトックは、ディーナー通りとホーフグラーベンに囲まれた歴史的地区の中心部にあり、ダルマイヤーハウスに隣接しています。延床面積7,900平方メートル5階建ての建物は、バイエリッシェ・ハウスバウ社が2004年4月から2006年9月にかけて大規模な改修・拡張工事を行いました。歴史を残す総面積2万平方メートルのアルターホーフは、ロレンツィシュトックのほか、フィスターシュトック、ブルネンシュトック、ブルクシュトック、ツヴィンガーシュトックから成り、13世紀から15世紀までヴィッテルスバッハ家の王宮でした。
ロレンツィシュトックの建物自体は、1224年に起源をもつ聖ローレンツ礼拝堂の跡地に1816年から1819年にかけて税関総局として建設されたものです。第二次世界大戦で甚大な被害を受けましたが、2006年、ケルンの建築家ペーター・クルカの監督のもと、新たな設計でその歴史的な姿がよみがえりました。新旧のコントラストを強調した設計では、既存のアーチ形天井を生かすとともに、新たに2階まで吹き抜けの広いエントランスを作りました。こうして2006年に完成した店舗併設オフィスビルは、ミュンヘンのランドマークとして人々を引きつけています。
テナント構成とミクロ立地
ロレンツィシュトックの利用可能スペースは柔軟な間仕切りが可能で、テナント構成は、オフィス47%、医療機関34%、店舗17%、倉庫スペース2%となっています。マリーエンホーフからツヴィンガーホーフへと続く通りにある店舗スペースには、2006年からマニュファクタムデパートが入居しています。マニュファクタムデパートは、その環境に配慮した店舗建築と「古き良きもの」というコンセプトが評価され、ドイツ小売業協会から2007年の最優秀店舗に選ばれました。
ミュンヘンの中心街にあり、周囲には高級店が立ち並ぶマキシミリアン通り、テアティナー通り、ディーナー通り、ヴァイン通り、カウフィンガー通り、ノイウハウザー通りが控えているため、常に買い物を楽しむ人で賑わっています。このミクロ立地の購買力は欧州随一といえます。
ロレンツィシュトックはペンブロークとその関連会社によるドイツ初の取得物件です。